長い一生、山あり谷あり。楽しみながら働き続けるためのコツ

作者: ヒメノワ
  2017/9/26 更新

こんにちは。
女性の「働いて、生きる」を支える経営コンサルタント、小紫恵美子です。

アラフォー、アラフィフの女性は、仕事やライフイベントで個々様々な状況に置かれ、意思決定に迷うことが多いものです。
そんな中、介護、自分の病気の闘病、育児等で一時的に「第一線」から遠ざかっていても、状況が落ち着いて再び本格的に働きたい、という女性もたくさん増えています
実際に私自身、このようなステップにおける女性たちのご相談に多く乗ってきましたし、自分自身もこうした変化に直面してきました。

総合職⇒ほぼ専業主婦10年⇒経営コンサルタントとして起業、という自身の経験と様々なご相談を経て思うこと、それは、仕事は(ブランクが一時あっても)続けていた方がいいということです。

働くことは自分自身の救いになる

人生100年時代、介護や自分の闘病、育児といった、「働く上での時間制約を受ける期間」はちょくちょく発生します。
でも、こうした期間は実は永遠に続くわけではありません。
むしろ、こうした期間を乗り切っていくためにはお金もかかります。
幸いにして様々な制度やサービスが以前より整えられてきていますし、ともすればこうした期間に、「ライフ」以外に「ワーク」という自分が必要とされている別の場所があることは、むしろ救いにつながることもあるのです。
ネット時代、積極的に情報を集めて、自分が希望する働き方で、希望する仕事に就けるように努力する価値があります。
では具体的に、どんなふうに頑張っていったらいいの?ということを、毎回テーマをしぼって書いていきたいと思います。今回は、久々の仕事復帰に際して、ちょっと“ラクになる”考え方についてです。

私たちがこうした一時の「ブランク」から再び働きだすにあたって、
1)生活リズムが変わることへの懸念
2)ブランクがあることによる仕事面の不安
といったように、生活面と仕事面双方の不安があります。それぞれ、どんなふうに考えていけばいいでしょうか。

1.不安を一つひとつ消すこと&自分の健康を軽視しない

久々の仕事復帰の場合には、仕事で体力と気力を使ってしまい、仕事以外のことがおろそかになってしまうこともあります。
介護する家族がいる場合などは特に、自分が家庭の中でしていたことを誰がやるのか、大丈夫かしら・・・と悩んでしまう人もいるかもしれません。

不安は行動で積極的に解消。
まずはネットで就職サイトや行きたい会社の情報を調べ業務内容や必要知識や経験、働きだした友人の話を聴いてみるなどして、「分らなくて不安なことを一つひとつ消す作業」をしていきましょう。
事前にその職場で働いている人に「責任をもってきちんと働きたいので、お伺いしたいのですが」というスタンスで聴くことができればなお安心感を得られます。

ひとつ注意したいのが、「健康を維持しながら働き続けられるかどうか」という視点です。
もちろん、久々の仕事だし頑張らなくてはいけない、という気持ちは大切ではあるのですが、年齢を重ねてきた私たちにとって、「働く」ということは、人間関係以外にも久々の満員電車での通勤、年々増すように思われる猛暑など、思った以上に体力や気力を使うもの。
そんな中、このあと20年、30年と働き続けていくためには、自分の体をいたわる方法をおさえておくことも、大人の女性が働いていくための大事な責任のひとつです。

2.好奇心を持ち、素直にならう心構えでOK

“ブランク”があると、最初の出勤時には緊張しますよね。
デジタル技術等、技術進歩が激しい現在ですが、むしろ、復帰するにあたっては怖がらなくていい時代になりました。
というのは、ブランクなく働き続けていたとしても、技術は日進月歩で進んでおり、「常にキャッチアップしなくてはいけない」という状況はほぼ誰にとっても変わらないからです。
むしろ怖がるのではなく、仕事を進める上でわからないことがあれば、素直に学び、わかる人に質問してしまいましょう。
年甲斐もなく・・・とむやみに一人で抱えないこと。
学んで自分のものにしていこうという姿勢を出していくことで、チームとして成果を出していくことにも貢献できます。

3.仕事をしていなかった期間にやっていたことに自信を持つ

最後にもうひとつ。それは、ブランクを「ブランク」と考える必要はない、ということです。
第一線から一時遠ざかっていても、その間に「ばたばたする日常」での時間管理や優先順位のつけ方、人とのコミュニケーション、介護や闘病に際し社外の仲間とのコミュニケーション等で、できるようになったこと、学んだことがたくさんあるはず。
再び仕事につくときには、知識としてどのように役に立つか、ではなく、「知恵」として自分が身に着けてきたことがどんなふうに使えるか、というふうに考えて臨むと、すべての経験が無駄にはならないことがわかります。
働いて、生きる。
大人の女性としてより楽しい毎日を送るためのヒントです。

株式会社チャレンジ&グロー代表取締役
中小企業診断士 小紫恵美子