本当にあったフリーランスの怖い話 ~都会の怖さとありがたさ編~

  2018/11/10
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働く女性たちの中でも、公私ともに不安定なのが、独身でひとり暮らし、かつ仕事もフリーランスという人たちです。彼女たちが抱える不安を具体的に語ってもらうシリーズの第5回。


主人公の由子さん(仮名)は、45歳で独身のフリーライター。


これまでにこのシリーズでは、由子さんがリーマンショックや東日本大震災の影響を受け、やむを得ずフリーライターになった経緯や、彼女が実際に経験した、仕事やプライベートでの「本当にあった怖い話」、また40代女性のカラダの不安についてお伝えしました。


40代、独身、フリーランスという不安 第1回
40代、独身、フリーランスという不安 ~お仕事編~
40代、独身、フリーランスという不安 ~プライベート編~
40代、独身、フリーランスという不安 ~カラダのトラブル編~


今回は、40代女性のおひとりさまが都会で暮らす際の、不安と対策についてお送りします。ただし、由子さんが特定されないよう、脚色して掲載しています。

近くのカフェやバルで知り合いを見つけるなど、安全に生活するための対策が必要

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本当にあったフリーランスの怖い話 ~都会の怖さとありがたさ編~
フリーライターとして活動を始め、仕事でもプライベートでも精神的・経済的なストレスやトラブルを経験した由子さん。


自律神経失調症のような、めまいや発汗といった症状を経験したことから、自分が45歳という「更年期」に差しかかっていることを自覚。体調不良の時には、近所のお医者さんへ行くことにしました。


都心の住宅街にひとり暮らしの由子さんは最近、改めて自分の生活圏内のことを見直し、何かあれば誰かを頼ることができるようにしています。


「若い時には、ひとりでも何の不安も感じなかったのですが、40代になると、不安になることもありますよね。独身だからこそ、最寄り交番の場所を確認しておくとか、ご近所さんと顔見知りになっておくとか、近くのカフェやバルで知り合いを見つけるとか、安全に生活するための対策が必要だと思います」(以下、カギカッコは由子さん)

いたずら電話がストーカーなどに発展することも

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本当にあったフリーランスの怖い話 ~都会の怖さとありがたさ編~
ある日の夜、由子さんがいつも使っている携帯電話が鳴りました。


登録していない電話番号でしたが、仕事先からの電話かもしれないと思い、由子さんは何気なく電話を取りました。


「電話をかけてきたのは男性だったのですが、仕事でお会いした人だろうと思っていたんです。話をしているうちに、だんだん相手の息が荒くなってハァハァ言い出して、イヤらしい言葉を吐くようになっちゃったんですよ」


由子さんは慌てて電話を切りましたが、その後、同じ電話番号から繰り返し電話がかかってくるようになりました。それが何日も続き、不安になった彼女は、近所の交番へ相談することに。


「それまで、近所に交番があることは知っていましたが、まさか自分がお世話になるとは思っていませんでした。いたずら電話くらいで相談に行ってもいいのかな、とは思いましたが、対応してくれたお巡りさんがとても親切だったので、安心しました」


警察によれば、いたずら電話がストーカーなどに発展することもあるそうです。由子さんは警察の担当部署と連絡を取り合い、問題の電話の男に対して厳重に注意してもらいました。

駆け込み寺のように頼りにしているのは、数年前に近所にできたカフェとバル

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本当にあったフリーランスの怖い話 ~都会の怖さとありがたさ編~
「交番へ行くほどではないにしても、夜はなんとなく不安になることもありますよね。そういう時に、気軽に駆け込める場所があるのはありがたいです」という由子さん。


彼女が駆け込み寺のように頼りにしているのは、数年前に近所にできたカフェとバルです。


いずれもカウンター席だけの小さな店で、由子さんは何度か通ううちに、カフェのマスターやバルの常連さんたちと仲良くなりました。


「最初は、カフェのコーヒーやバルのお酒が目当てで通ってました。でも考えてみれば、近所の人たちが集まる店があるのは、安心できます。例えば地震や台風の時とか、電車やバスが止まってしまうと、遠くまでは行けません。近所を頼るしかないですからね」

近所の店を通して、歩ける範囲内に顔見知りがいるというのは心強い

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本当にあったフリーランスの怖い話 ~都会の怖さとありがたさ編~
由子さんによれば、住宅街にこのような店があるのは都会ならでは。


由子さんの実家がある地方都市では、住宅街にあるのはコンビニくらいで、人が集まるカフェやバルがあるのは考えにくいそうです。


「都会ではご近所づきあいがないと言われますが、近所の店を通して、歩ける範囲内に顔見知りがいるというのは心強いです。都会に住むおひとりさまは、ぜひそういう店の常連になっておいた方がいいですよ」


40代の独身でフリーランスという、公私ともに不安定な立場ならではの、さまざまな不安をお伝えしたシリーズ、いかがでしたか?多くの不安はありますが、その対策をしっかり立て、本当に自立して自由に生きる女性「ヒメノワ」になりましょう。
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