ちいさな事業を応援する 自宅教室開業スクールのはなし

  2018/11/1
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こんにちは、お菓子教室ミサリングファクトリー代表、そしてリトルヘルプ合同会社代表社員の松本美佐です。


前回の話は、こちらからー
起業して見えてきた景色
 

お菓子教室とは別に始めた事業「リトルヘルプ」は設立して3年目、ちいさな事業を応援するIT系会社です。


なぜお菓子教室の先生がITの会社を?


今回はそのストーリーがはじまる2010年4月にスタートした教室開業スクールのことをお話しします。

困っているのに社会から見えないたくさんの女性たちがいる

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自宅教室開業スクールのはなし
教室の起業支援をしたいという気持ちがいつから芽生えたのか自分でもよくわかりません。自分の実績をある程度作ったらはじめたいと思っていたので、開業時から考えていたような気がします。


お菓子教室開業から3年目の春、わたしはスタジオで「自宅教室開業スクール」をはじめました。


どうして開業支援を考えたのか、理由はふたつ。


ひとつは前回も書いたように、自分自身の経験から困っているのに社会から見えないたくさんの女性たちがいるということ。その存在を知っている自分が力をつけて、助けられるようになりたいという思いがありました。もともとが優秀な日本の女性たち。自宅でできる教室業は、経済的資本が乏しく様々な制約の中にいる女性が、自立に向かえる数少ない道のひとつなのです。

早いうちからもうひとつ事業の柱を

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自宅教室開業スクールのはなし
もうひとつは、自分の次のステップとして。


お菓子教室って重労働です。収益率も高くありません。はじめたはいいけれど、歳をとっていつまでもできる気がしなかったのです。早いうちからもうひとつ事業の柱を作っていこうと思いました。


今は珠玉混在の開業支援も当時は盛んではなく、教室に絞ったものもほぼなかった時代です。静岡や山梨など遠方から来られる方もいてたくさんの女性と出会うことができました。

起業したい理由が「税金を払いたい」

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自宅教室開業スクールのはなし
「わたし、自分で税金を払いたいんです。」


地方に住む裕福な家庭の主婦Sさん。子育てが終わり介護が終わり、60を過ぎて自分自身がないことに気がついたと言うのです。ほそぼそと続けていた料理の講師の経験を活かし、自宅で料理教室をしたいとスクールに参加されました。「なにを今更そんな苦労をしなくても」とご主人に言われても起業したい理由が「税金を払いたい」だったのです。


その当時のスクールは、自分の経験が浅いこともあり、『パートナーによる経済的基盤がありパートをするよりは家で自分の得意を仕事にしたい』という30代、40代の主婦を想定していたのですが、Sさんの言葉でわたしは浅はかだった自分を反省しました。

ちいさな事業を応援するリトルヘルプまでの道はここから始まった

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自宅教室開業スクールのはなし
みんなそれぞれのステージで自分らしく生きる道を必死に模索しているのです。”起業支援”というのなら、もっと真剣に取り組まなければ本物じゃないんだ。


当事者だからわかること、当事者だからできること。自分をオープンにすることで相手にも本当の気持ちを話してもらおう。そこからスタートする支援をしていこう。


ミサリングファクトリーの教室開業スクールからちいさな事業を応援するリトルヘルプまでの道はここから始まったのです。


自分の経験から同じ思いをしている人の役に立ちたい。でもそれは「人のため」じゃなくて、「自分自身を生きるため」なのだと気がつくのはもっとずっとあとのこと。
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