年下の男性とのライン ざわつくオンナゴコロ

  2018/9/25
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リナさんはセレモニーの司会や研修の講師を派遣する会社を経営している47歳、バツ2女性です。笑顔がチャーミングで見た目は30歳そこそこのリナさんは、若い頃からモテます。


お付き合いした男性は数知れず。


しかし、半年前に、5年間付き合った50歳の経営者と別れてからは、ずっと独り身なのです。なかなか次はこの人!という相手が見出せません。リナさんとお付き合いでできそうなのは、遠巻きに眺める同年代の「今イチ」な男性陣か、積極的にアプローチをかける既婚者の男性たち。


人生を仕事にささげているリナさんは、結婚にこだわりは全くないので、倫理的な問題を除けば既婚者でもいいのですが、以前不倫をして大変な思いをしたことがあるので、できれば避けたいところです。


なので、言いよる既婚者はにっこり笑って逃げてます。

にっこり笑うと目じりにしわが出る35歳のイケメン君

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年下の男性とのライン ざわつくオンナゴコロ
さて、いつものように仕事の打ち合わせを行い、帰ろうとするところに、相手の男性から声がかかりました。


「社長、よろしければ、この後軽く一杯、どうですか?」


リナさんはその申し出を快く了承しました。男性はリナさんの会社と協業する会社の営業担当者。営業成績が良好で、にっこり笑うと目じりにしわが出る35歳のイケメン君です。


二人で入ったイタリアンは子羊のローストが絶品だったのですが、二人とも話しに夢中になり、半分残してしまいました。三時間いてもまだ話し足りなくて、二軒目に行き、また延々と…。話題は仕事のこと、前に付き合ってた人のこと、学生の思い出など、広がっていきます。


翌朝、リナさんは出張で大阪に向かいました。新幹線の中で彼からラインが届きました。


「昨晩はありがとうございました。とても楽しかったです!」


こちらこそありがとうございました、とリナさんは無難に返信して数分後、そのあと彼から
「今日、大阪なんですよね!昨夜はだいぶ飲んでましたけど大丈夫ですか?」
とライン。


ああ、そういえば彼に大阪出張の話を昨晩してたわね、とリナさんんも返信をします。そのあと、30分間ほど、ラインでやりとりが続きました。


あれ? なんか、楽しい。どうしよう、また会いたい。


リナさんの心がざわつきます。年下かあ。たしか干支が……同じなんだよねぇ。


リナさん、1日中迷ってついに彼にラインしました。


「今週の木曜日か金曜日、また一緒に飲みませんか?」

ドキドキしながら待つ彼からのライン……いっそ、つきあっちゃおうか

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年下の男性とのライン ざわつくオンナゴコロ
実はリナさん、いままで仕事抜きで男性に自分から飲みに行くお誘いをしたことがなかったのです。なにしろモテるリナさんは、デートは男性から誘われることがほとんどで、それが当たり前と思っていたのです。


ドキドキしながら待つ彼からのライン。彼から返信が届いたのは1時間後。


「できるだけ早く会いたいので、木曜日でお願いします!」


「できるだけ!」 リナさん、木曜日に彼と飲むことになりました。


やはり彼と話が盛り上がります。お互いに今お付き合いしている相手はいないことがわかった時点で、リナさん、自然に口にしたのが、


「いっそ、つきあっちゃおうか」


これまでのリナさんから決して出てこなかったセリフです。が、瞬間、彼の表情が急に崩れて、ほんとうれしそう。リナさんの手をぎゅっとつかみました。


こうしてリナさんは干支が同じ年下の彼と付き合うことになったのです。

社長はやめて

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年下の男性とのライン ざわつくオンナゴコロ
そして、リナさんの悩みは、彼のラインが未だに敬語であること。そして、リナさんを社長、と呼ぶことです。


せっかくお付き合いしてるのに、よそよそしさを感じているリナさんは、少しずつ彼に教育してます。社長はやめて、とか、ですます、は二人の間では避けようね、とか。


彼も少しずつ変わり始めていて、思いきって「リナ」と呼んでいます。


その変化を眺めているのも楽しい、ということを初めて感じたリナさんなのでした。
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