現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」

作者: ヒメノワ
  2018/4/13

こんにちは。それから株式会社の庄司桃子です。


働き方改革が一種のブームになっております。そのためか、最近は「女性職員向け研修」の講師を行うことが増えてきました。


研修では自身の今後のキャリアを検討してもらったり、会社での役割の再確認といったことを行っていますが、その中で出てきた言葉をもとに今回の記事をまとめています。

「仕事は頑張らなくてはダメですか?」

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」
「仕事は頑張らなくてはダメですか?」


研修中に発言した彼女は、小さなお子様を抱えて、職場で働いています。


「働く女性も男性と同じように働かなくてはいけないんでしょうか。私は、仕事はそこそこ生きるためのお金が稼げればよいと思っています。それより子育てを充実させたいんです」

彼女の一言でハッと気が付きました

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」
一方、子供がいない私は、生活のほとんどを仕事に費やしています。男性と肩を並べてバリバリと働いている部類です。彼女の一言でハッと気が付きました。


「自立するということは、仕事に対して心血を注ぐことではない。生きていく上で必要な生活の糧を得ることができれば十分ではないか」

働く中で、自己実現を果たそうとしまいがち

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」
「人により考え方は異なるもの。仕事をそれなりにこなしているという生き方も十分に認められるべきだ」


普段から男性陣と仕事をしていると、早出、残業、場合によっては徹夜してでも仕事を終わらそうと考えてしまいがちです。また、働くことに対して何かしらの意義を感じ、働く中で、自己実現を果たそうとしまいがちです。


それなりに、適当に、それでもいいんじゃない?
迷惑をかけなければいいよね。自分の仕事をしっかりやればそれで充分。
もし何かあっても、会社組織にいれば、誰かがフォローしてくれるでしょ。


この言葉を10年前の自分に伝えてあげたい、と最近思うようになりました。


当時、企業で勤務していた自分は、とにかく仕事を抱えていました。私がやらなければ。上司に言われたから期日までに完璧に終わらせないと。上司からのプレッシャーもあり、とにかくキリキリしていました。また、人材に関する会社でしたので、日中は電話やメール対応、打ち合わせが主。なので、資料作成をする暇がありません。


毎日、深夜まで残業が続き、それでも終わらないから自宅に持ち帰って土日も仕事という日々。そのうえ、上司とのそりはいま一つ合わなかったというのもありました。その場その場の上司の細かな指示に振り回され、いつまでたっても仕事は終わらないのです。


こんな生活が長く続くわけはありません。結局、会社を退職して今(フリーのコンサルタント)に至るわけです。

会社員と同じ細やかさや気遣いをすると仕事が終わらない

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」
さて、会社を辞めてフリーのコンサルタントになりましたが、すべて自分で決めて、自分で作業を進めなければ話になりません。一度請け負ったら最後までやり抜かなれば次はありません。また、切羽詰まったら徹夜や深夜までの仕事を行うときもあります。


しかし、会社員時代と比べると、手を抜くことが増えました。


だって、会社員と同じ細やかさや気遣いをすると仕事が終わらないのです。


同時進行で抱えている仕事は常に5本以上。


覚えたスキルは

・休みの日は、「まあいっか」で仕事をやらないスキル
・協力者を探して、任せてしまうスキル
・作業が途中だとしても、その場で何とか取り繕うスキル
・相手に謝ることに慣れるスキル
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同業の男性コンサルタントがこんなことを

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」
先日、同業の男性コンサルタントがこんなことを言いました。


「仕事は、怒られない程度にやればいいんです」


名言です。


10年前に山のような仕事を抱えて泣いていた自分に教えてあげたい。


「怒られない程度にやる」


自分が担当する仕事では、発注主から何が一番求められているのかを自分なりに把握して、アウトプットしていくことです。軸さえぶれなければ、そうそう怒られることはありません。ましてや、組織に属しているということは、自分が至らないところを他の誰かがフォローしてくれるのです(前提として組織内の報告、相談、連絡は必須ですが)。


自分が何を求められているのか、目的は何かがわかれば、付属なことはすべてそぎ落とされ、仕事はシンプルになります。私は会社を辞めて、不安定なフリーランスになることでやっとそのことに気が付いたのです。

10年前の会社員だった自分へ。「適当でいいんだよ」

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現場で働く女性たちのひとりごと「仕事は頑張らなくてはダメかしら?」

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