気がついたら何もないままおひとりさまになっていた ~【いい子の呪い】ギャルじゃない方アイデンティティ~

  2018/2/9
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親に心配をかけないことが「正解」と刻み込まれた真面目ないい子たち

「ついていけないな」


プラダのナイロンリュックが流行った時に、同世代の子がなぜあのバッグを手に入れるために10万円前後のお金を出すかが理解できなかった。たくさん入るわけでも丈夫なわけでもない。


自分とは違う種類の人間なんだろうな~と思っていました。スカートを短くして太ももを出したがり、「最近どうよ?」という合図で恋バナを報告しあう。10代後半から20代前半という「若い女の子」であることを積極的に利用し、性的好奇心の対象になることも肯定的なギャルたちは私の友達にはいなかった。


かつて、ギャル=問題児ではないけれども、援助交際、ブルセラ、キレる17歳などがメディアで取り上げられ、学校の先生や親たちは派手なギャルっぽい子の方を監視していました。地味で真面目で手間をかけない「いい子」は、ルールを守り、やりなさいといわれたことを従順にこなすことで居場所がありました、

ギャルっぽいことから全て距離を置いて20代を過ごす

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気がついたら何もないままおひとりさまになっていた~【いい子の呪い】ギャルじゃない方アイデンティティ~
始めまして。田中菊乃と申します。


私は、恋愛・婚活コンサルタントをしております。ご相談にいらっしゃる方の中には30代で一度もお付き合い経験がないという方が多いのです。そのほとんどは親や学校の先生が「やりなさい」ということだけをこなして受験、就活はクリアした真面目ないい子です。


20歳前後のころに、周りの女性が男の子を気にして化粧を始めたり、コンパをしているときに、
「なんかギャルっぽいな」
と思ってそういった行為を避けてしまいがちだったという方が主です。


彼女たちは、ギャルっぽいことにたいして「自分らしくない」と感じ、真似したら親から怒られそうで罪悪感を持ってしまうそうです。


彼女たちの考える「ギャルっぽい」こととは
・体のラインを出す
・お化粧をする
・男性から見られている意識を持つ
・誰が来るか分からない飲み会も誘われたら行く
・初対面の男性から連絡先を聞かれたら教える
・男性から誘われたら断らずに試しに行ってみる
・「付き合って欲しい」と言われたら試しに付き合ってみる
・親に嘘をついて泊まりに行く
・夜遊び朝帰り


10代でやっていれば両親から怒られたかもしれない「ギャルっぽいこと」ですが、20代には「普通のこと」になっています。


たとえば、「知らない人に個人情報を教えちゃいけない」というのは誘拐などの危険がある子ども向けの教えです。大人が知らない人に関わらないようにし続ければ、高確率で独身になります。


女子学生が男ウケなど気にせず、スッピンでのびのび過ごすのはかわいらしいのですが、30歳を超えた女性が人目も気にせずノーメイクで出歩く「ありのまま」はみすぼらしいですよね。

許可がないと「女」にならない真面目な娘たち

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気がついたら何もないままおひとりさまになっていた~【いい子の呪い】ギャルじゃない方アイデンティティ~
しかし、「●歳からは夜遊び解禁」「●歳までには彼氏を作ろう」みたいな指示を親や上司が出すわけもありません。


20歳前後のころならば、「私はギャルっぽいことをしないタイプ」という個性も成立したかもしれません。が、ギャルっぽいことをしないまま30代になった女性は、悪い意味で年齢不詳のガーリーな方が目立ちます。


20代から洋服を買うお店は変わりません。


丸首カーディガンにフレアスカートの割合が高く、つま先が丸いストラップ付の靴を履いている方もいらっしゃいました。また、髪型が20代から変わらない方も、ずっと実家暮らしで部屋に未だに学習机がある方もいらっしゃいます。


かつて、メイクのセミナーにいらっしゃった眉毛がボサボサの女性は
「眉毛を抜いちゃいけないと親から言われて、眉を整えるとかギャルっぽい」
と眉毛を整えることに対してネガティブなイメージをお持ちでした。


確かに、かつて授業中に眉毛を抜いて細くしているギャルはいました。あの時代は細眉が流行りました。しかし、別にそこまで細くしようというわけではないのですが…。やり取りの末、彼女は眉毛カットを承諾してくれました。眉が濃い彼女はまつ毛も長いエキゾチック美人です。後日、彼女はちゃんとお化粧をした状態で親に会ったそうです。


「あら、お化粧したの。そっちの方がいいじゃない」と親は褒めてくれたとか。


あるアラフォー実家暮らし女性は
「昔、黒いストッキングを履いて家に帰ったら母から水商売みたいと怒られて。すごく女を出すことに抵抗があって」
と言っていました。怒られたのは大学生ぐらいの話のようです。

真面目ないい子のまま『変わらない』ことが問題になる

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気がついたら何もないままおひとりさまになっていた~【いい子の呪い】ギャルじゃない方アイデンティティ~
ご相談にいらっしゃった実家暮らしアラフォー独身女性から言われた印象的な言葉があります。


「何か悪いことをしたわけじゃないし、結婚ぐらいすると思っていた。でも変わっていないからモテないんですね」


そう。指示待ちで変わっていないことが問題なのです。


16歳が門限を破って朝帰りは問題かもしれません。しかし、36歳で門限を守っていたとしたらそちらの方が問題です。17歳が妊娠し彼氏と結婚したいといったら親は泣いて反対するかもしれません。しかし37歳独身女性が妊娠して彼氏と結婚したいと言えば、親は泣いて喜ぶかもしれません。親が大学に行けというから進学するというのはよく聞く話しです。しかし、「親が結婚しろっていうから」という理由で結婚相談所に入会する人は、自分の人生なのに親が気に入る相手を探します。当然、婚活で苦戦します。



親に迷惑をかけてはいけないという娘の責任感はそろそろ手放して、自分の人生を大事にしてほしいな、とコンサルタントをしていて願っています。



恋愛・婚活コンサルタント 田中菊乃
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