カフェでも薬膳!スタバとタリーズの活用術

作者: ヒメノワ
  2017/12/9 更新

はじめまして。薬膳アニュの竹尾.由美子と申します。

「働く女性の薬膳」「暮らしに役立つ中医学」をテーマに活動しております。

薬膳は漢方系…。と想像される方が多いと思いますが、もっと身近に感じてもらえるよう外出先で利用するシアトル系カフェメニューで薬膳をご案内したいと思います。

薬膳(YAKUZEN)とは?

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いつからだろう。寝不足の朝にくっきりとついた目のクマ。凝りが慢性化した肩。ヒールでぱんぱんに膨れ上がったふくらはぎ。化粧室の鏡にうつった自分を見て、なに!?このおばあちゃん!と悲鳴を上げてしまった。そんな経験者に対して加齢を防ぐためのヒントを伝えます。
薬膳は漢方系…。その部分を少し具体的にすすめてみましょう。

はるか昔の紀元前の頃、中国の帝王宮廷に「食医」という官職がありました。「食医」は帝王の病気の予防、体質改善などの責任の重い仕事につき、病気をみる医者より高いポジションに位置しました。

それは病気になる前に治すのが一流。病気になってから治すのは二流である。という考えからです。

帝王は贅沢の一方で、国を治める君主として宮廷を統括しながら子孫も残す。加えて周りには足元をすくい、命を狙う者もいて、日々のストレスが心と身体を傷めていた事と思います。その帝王の健康を保持し、常に高いパフォーマンスが発揮できるように「食医」は中医学で帝王の心と身体の状態を診断し、その時に適切な薬草や食材を選んでレシピを作りました。


すなわち毎日の食べるもの、飲むものが薬膳でした。

心と身体の状態を中医学で診断し食事に活用するのが薬膳で
中医学を源流として日本で医学を担ってきたのが漢方です。

「カフェでも薬膳!」は中医学や漢方を知らなくても、セルフモニタリングで
その時に必要なメニューをチョイスできるように、ご紹介いたします。

冬の悩み。寒い、冷える… そんな時は。

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カフェでも薬膳! スタバの活用
冷えは一番わかりやすく感じるカラダからのサイン。

おそらく温まる飲み物を自然に選んでいると思いますが
薬膳の理論を織り交ぜながら解説いたします。


スターバックスで温まるビバレッジといえば「ジンジャーブレッドラテ」

寒い日でしたので、私はジンジャー(生姜)の追加を依頼してみました。「甘くなりますが良いですか?」と言われ…。甘味はいらないと思いつつカスタマイズへ。とはいえ、生姜パワーを実感するほどではありませんでした。

しかしスタバの魅力は自由にトッピングできる「無料シナモンパウダー!」

シナモンは、食材と生薬の両方に使われます。

「散寒解表」「温経通陽」の効能をもち、ブルっとくる寒さを散らし、経脈を温め気血の巡りを良くするため、外側、内側、手足まで温める最強アイテムです。

無料シナモンパウダーはビバレッジとの味バランスを考えて2~5フリが良いでしょう。またコーヒーか紅茶が好きな方、冷え対策ならば紅茶&シナモンがおすすめです。

そしてタリーズの温まるドリンクは「チャイミルクティー」
カルダモン、シナモン、ジンジャー、陳皮、クローブ、胡椒、ナツメグ、メース。なんと8種類のスパイスを使用しているので、相乗効果により腹部周辺を温めることに適しているドリンクです。

冬のホットフラッシュ。熱い寒いの繰り返し、そんな時は。

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カフェでも薬膳!タリーズの活用
次は、季節や場所などおかまいなしにカラダが熱くなり汗がでるホットフラッシュ。

冬は下半身は冷えるのに、上半身が突然、ワァーって熱くなるので厄介です。

中医学の視点でお話をすると、カラダを養う血、潤いの働きをする水分が加齢により不足してくると、相対的に内部の熱が余りぎみになります。熱は上へあがる性質をもつため、上半身がワァーって熱くなる現象が起きるのです。症状の個人差はありますが、ホットフラッシュに悩むなら潤いチャージで熱の暴走を抑えることが必要です。


タリーズで潤いチャージをするなら「ヨーグルト&フルーツスクイーズ」

アップル、マンダリンオレンジ、オレンジ、パイン、レモンの5種類の果汁にヨーグルトが加わります。果汁とヨーグルトの2層にわかれているので、かき混ぜて飲むと甘味と酸味のバランスが抜群に良いです。

実は、この美味しさが「甘酸化陰」

なんと甘味と酸味を合わせると潤いが作られるのです。さらに酸味の引き締め作用で汗が出るのを抑えてくれるので、ホットフラッシュにはおすすめです。

今回は女性が抱えやすい、冷えとホットフラッシュをご紹介しました。自分が「食医」となってメニューを選べばカフェでも薬膳ができる。という事がお伝え出来たなら嬉しく思います。どうぞ明日からのメニュー選びにお役立てください。

*メニューはスターバックス、タリーズコーヒーの2017年11月の公式発表を参考にしています。

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写真・文:竹尾 由美子

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