不倫はなぜ起こるのか。

  2017/11/13
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こんにちはマリッジデザイナー、行政書士の湯原玲奈です。

以前の記事はこちらからパートナーと私の〝温度差″はどのくらい?

テレビのワイドショーでは芸能人や政治家の不倫報道が後を絶ちません。

不倫や離婚報道の内容が酷いものであればあるほど、「他人の不幸は蜜の味」の真骨頂。 「世の中には自分より不幸な人が沢山いる」と思いたい視聴者が多いからか視聴率が取れる不倫や離婚ネタは、ワイドショーのみならずバラエティー番組でも沢山取り上げられますね。

そもそも不倫は恐らく、世の中からなくなりません。

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40歳をとうに過ぎていて、おばさんと呼ばれる世代ですが・・・。彼の指先がほんの少し、肩に触れた。すれ違ったとき、ふわりと彼の匂いが漂った。その刹那、もっと触れたい、接したいという気持ちが盛り上がる。若いころに感じたあの情熱はまだ自分に残っていたんだ。「いつまでも恋する感覚を味わいたいという気持ち」について語るジャンルです。
はるか昔から、文学や舞台の題材としても取り上げられてきた不倫。


人間とは悲しいもので、いけない事だと分かっていても、その代償が大きいものだと知っていても、「誰かを好きになる」という感情が抑えられなくなったとき、その相手がすでに結婚している人であっても恋に落ちてしまう。


許されない恋を美しい「悲恋モノ」として描いた物語を思い出し、悲劇のヒロインになったかのような錯覚に陥る。辛くてもやめられない、まるで麻薬のようです。不倫をしている当人も辛いのに、なぜ不倫はなくならないのでしょうか。

不倫の定義を考えてみましょう。

その前に、不倫の定義を考えてみましょう。


結婚していない人が彼氏彼女以外の人とセックスをするのは単なる浮気。結婚している人が配偶者以外の人とセックスをすることが不倫です。「不倫は犯罪だ」という人がいますが、不倫自体は国家が刑罰による制裁を与える刑法上の犯罪ではなく、民法上の不法行為です。不法行為とは、かみ砕いていうと誰かの権利を奪ったり傷つけたりすることを知っているにも関わらず、その行為を行ってしまうこと。


不倫に当てはめていえば、自分が不倫相手の配偶者の「妻である、または夫である」という権利を奪い、彼らの心を傷つける行為を指しています。「妻である、または夫である」という権利には、「配偶者と独占的に性行為をする」ことや「夫婦が協力して家庭を運営する」ことなどが含まれると考えられますね。これを他人が侵害する行為が不倫で、夫婦の権利や義務は、「結婚」という国が決めた制度により守られているというわけです。


あまり考えたことがない人も多いと思いますが、結婚とは国が定めた制度による個人間の「契約」です。誤解を恐れず言いうと、お金の貸し借りの約束と同じように、この契約を守るも破るも個人の選択であり、破ったら、破られた方に「契約違反だ!」と言われて慰謝料という名の損害賠償請求をされるのです。

結婚という契約

では、結婚という契約は、不倫と言う形だとどんな時に破られるのでしょうか。


「非日常にはないドキドキ感」を求める軽い遊び心、「子育てにかかりきりで男女の甘い関係がなくなった」という結婚後の変化への不満、「一緒に暮らしてみて初めて分かった相手の嫌なところの積み重ね」という価値観の違いなど、挙げたらきりがないほど、10人いれば10人の理由があり、それぞれの理由は似ているようで少しずつ違います。


夫婦の間にできた温度差が大きくなればなるほど、不満が増え、次第に少しずつ相手への関心が薄れていきます。そんな心の寂しさや隙間は誰にでも起こりうるもの。そんなときに他の異性に心が動くというのは、人間としてはごく自然なことなのかもしれません。確信犯的に不倫をする人もいますが、「自分がこんなことをするようになるとは思わなかった」という経験者をたくさん知っています。

セックスという行為

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不倫はなぜ起こるのか。
また、セックスという行為のとらえ方の変化も大きく関係しています。


生殖行為以外のセックスを楽しむのは人間だけ。本能として子孫を残すための生殖としてのセックスと、快楽としてのセックスはもしかしたら両立しえないものなのかもしれません。


本当は、夫婦になって恋愛のドキドキが、「穏やかな愛」というあたたかな愛情へと変化する過程で、セックスの位置づけも変わっていく必要があります。


ところが、ここがうまく移行できない夫婦が本当に多いのですね。いずれ別の角度からも語りたいと思う程深いテーマですが、日本人男性が植え付けられたAVなどによる間違ったセックス観もここに大きく影響を与えていると強く思います。

結婚は最も守るのが難しい『契約』

結婚という契約には、ビジネス上の契約などとは違う
感情的な動きがあります。


人間は感情を持った生き物です。精神的なものまでは、法律では縛ることはできません。ましてや個人間の約束は、感情という前ではとても脆い。結婚は、感情以外の部分でのコミットメントをいかに意思の力で保つことができるのかにかかっています。そう考えると、結婚という契約は最も守るのが難しい契約と言えるのかもしれません。

結婚という制度と夫婦の間

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不倫はなぜ起こるのか。
日本に結婚という制度がある以上
配偶者以外の異性との関係は不倫という不法行為。


でも、究極に言えば、やはりその理由はひとそれぞれで、その許容範囲も夫婦にしかわかりません。「お金だけ家に入れてくれれば外で何をしてもいい」という妻もいる反面、夫が女の子のいるお店に行くだけでも浮気だ!と思う妻もいる。


大切なことは、「相手がどう思っているか」を知っておくこと。そして、相手が嫌だと思うと知っているのなら、何があってもばれないように嘘を突き通すことも、思いやりなのかもしれないと感じることもあります。

不倫という現象

日本は一夫一婦制のみを認める国なので
今の社会制度の中では不倫は悪でしょう。


でも、それだけでは片づけられないほど、「結婚してから他の異性を好きになってしまう」ということには様々な理由があり、結局はそれを断罪できるのは当の夫婦だけなのではないでしょうか。


世の中で起こる問題は、起こるべくして起こります。ほかの夫婦がこうしているからとか、普通はそうだから、という理由ではなく、夫婦二人が作ってきた形が今どうあるのか、そしてこれからも二人は夫婦としてどうありたいのか。よその夫婦と比べるのではなく、二人でその答えを探すために、心をえぐられるような辛い形で起こることの一つが、不倫という現象なのかもしれません。

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会社名 それから株式会社 設立 2017年4月7日 代表取締役 庄司 桃子 (中小企業診断士) 事業内容 会社経営、マーケティング...
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