夫婦ともに自営業!そのメリットとデメリット

  2017/11/11 更新
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株式会社オージュ・コンサルティングの大森渚です。
「起業した女性は離婚しやすいのか?」という話が盛り上がっているので
ちょっとそれに乗っかってみます。

「夫婦ともに(別々の)自営業」というパターン

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長年同居しているパートナー。長年の生活で慣れ切っているうえ、お互い仕事で忙しいのだから、今さら会話も弾まないのでは。正直、この人がいなくても私一人で何とかなるんじゃないかしら、と心によぎる瞬間もあるかも。でも、お互いに気心知れているから、一緒にいてラクな存在なんです、パートナーって。人生80年。これからも細く長~~く、この絶妙な関係性を続けたい。「パートナーとこの先も長く一緒にいるための秘訣」を伝えるジャンルです。
実は私、レアケースの
「夫婦ともに(別々の)自営業」というパターンです。

私はコンサル会社、夫はギター教室を経営しています。
結婚10年目。

結婚前から夫が起業しており、
その後、私が2年間の準備期間を経て起業した、という流れです。

「二人とも不安定で怖くない?」と周りからは思われるようです。
それが、意外と大丈夫なんです。

夫婦ってよく二人三脚に例えられますよね。

どちらかがしっかり歩いててどちらかがふらふらしていたら倒れやすいのですが

どっちもふらふらしていると意外と倒れないのかもしれません。

この10年、決して平坦ではなかったし
いろいろ悩んだりもしました。

でも、おかげさまでいろいろな経験もできたし
辛いことも歯を食いしばって乗り越えることができました。

その上で感じたメリット・デメリットという前提で、読んでいただければと思います。


1)夫婦ともに自営業のメリット

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夫婦ともに自営業!そのメリットとデメリット<メリット編>
夫婦とも自営業のメリットは、結構多いです。

とはいえ、ほとんどは結婚するメリットの
ちょっとすごいバージョンといった感じかもしれませんね。


1.いざという時にヘルプに入れる

お互いの仕事が忙しい時、得手不得手がある時
ヘルプに入れるのは一番のメリットでしょう。

例えば夫が経営するギター教室の発表会では
夫は手が回らないので、私が司会と受付をしています。

私は細かい計算が苦手(というか嫌い)なので
私の会社の経理は夫に任せています。

このように時間やスキルを補完しあえるのは
大きなメリットです。


2.リスクヘッジになる

自営業は収入に波があります。
同じ事業をしていない限り、その波の形は別々になります。

たまに合わさって大波になったり、干あがったりするものの
全体としては波の動きを抑えられることの方が多いです。

家の中に二人自営業者がいるのは
それなりのリスクヘッジに
なっているのではないかと思います。


3.ボディガード代わりになる

これは自営業で結婚していれば
誰でも当てはまるのかもしれませんが

女性の場合、近くに男性がいることで
危険を避けることができます。

あと、売掛金回収の時など
男性の声での電話が効果絶大な場合もあります。

男性の場合、お客様が女性の場合
妻がいることで安心していただける場合も多いです。



2)夫婦ともに自営業のデメリット

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夫婦ともに自営業!そのメリットとデメリット<デメリット編>

1.相手がのんきに見える(または必要以上にがむしゃらに見える)

犬は「猫はいいなあ、好きなだけ寝れて」と思っています。
猫は「犬はいいなあ、散歩に連れてってもらえて」と思っています。

隣の芝は青いというか、相手の仕事って楽そうに見えたり
好き勝手にやっているように見えたりします。

だから、相手がのんきに見えて
イライラしてしまったりもします。

(逆に、必要以上にがむしゃらに見えてしまうケースもあると思います)

でもきっとそれぞれ、大変なこともあるんです。

犬には犬の世界が、猫には猫の世界があるって
理解することが大事な気がします。

(こうやって偉そうに言っている私も
完全に理解し尽くしているわけではありませんが…)


2.お金の支出が増える

自営業者には自営業者ならではの支出があります。

営業や視察のための交通費、懇親会やパーティーへの参加費
手土産や祝い花の費用…

どれも欠かせないものなのですが(多分)
一家に自営業者が二人いると、ダブルでかかってきます。

事業のお金と家計のお金は別なのですが
スモールビジネスの場合、事業の出費が
家計に与えるインパクトは大きいです。

「これも経費だし」という免罪符のもと
お財布の紐は緩み続ける…

そのことで、貯金できない体質に
なってしまう恐れもあります。


3.ロマンチックでは…なくなる

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夫婦ともに自営業!そのメリットとデメリット<デメリット編>
自営業同士の夫婦は、戦友です。

あるいは、違う夢に向かって走っている親友同士のようなものです。
その関係は、青春ドラマみたいで、素敵に見えるかもしれません。

でもその青春ドラマは友情モノであっても、恋愛モノではありません。
冒険はあっても、ときめきはありません。
ワクワクはするけれど、ドキドキはないのです。

だから、ロマンチックな夫婦関係を求める方には向いていないかもしれません。


3)女性側だけのデメリット「ちょっとした偏見」

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これは、女性だけに限ったことですが、
残念ながら世の中には「既婚の女性自営業者」に対する
ちょっとした偏見があります。

「旦那さんの収入があるからいいでしょ」
「やりがいのために働いているんだよね」
とか、思われがち。

確かに、そのような女性自営業者もいるかもしれませんが
それぞれの状況を考えずにそう考えるのは、ちょっと乱暴すぎ。

突き抜けて成功したり、ものすごく優秀だったりすれば
そんな偏見からも逃れられるのでしょうが
私はまだまだ、道半ばです。

男性側だけのデメリットもあると思うので
これを読んだ男性自営業者の方、ぜひ教えてください。

先ほど、結婚10年目と言いましたが
この原稿を書いている今、ちょうど10年目の結婚記念日です。

先のことはどうなるかわかりませんが
この先も、助けあったりイライラしたりしながら

20年、30年と「夫婦ともに自営業」を
続けていければなぁと思います。


image:Freepik by tirachard
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会社名 それから株式会社 設立 2017年4月7日 代表取締役 庄司 桃子 (中小企業診断士) 事業内容 会社経営、マーケティング...
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